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- お客様の声 -

欧州自動車メーカー生産ラインの防錆システムを導入、作業環境や防錆品質が向上しました

きたかみ自販株式会社 細川商会 代表取締役社長<br>細川 賢裕様
きたかみ自販株式会社 細川商会 代表取締役社長
細川 賢裕様

何に悩んでいましたか(細川様)

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工場のVOC削減に課題

日本で主に流通しているアンダーコートは有機溶剤を含んでおりVOCを発生させています。環境省のホームページにも書いてありますが、VOCとは大気中で気体状となる有機化合物の総称であり、トルエン、キシレンなど多種多様な物質が含まれ、作業者の健康被害、更には大気汚染や温暖化など世界的にも大きな問題になっています。すでに環境先進地の欧州では有機溶剤を含まない製品(無溶剤)が進んでおりで、なんと罰金刑もあるそうです。これまでも無溶剤が環境に良い製品であることは知っていましたが、有機溶剤を含んでいる製品に比べて高粘度で作業面(飛散、たれ落ち、工場の汚れ)に課題がありました。そのため日本の会社ではあまり普及していないのが現状で、当社もそんな会社の中の1社でした。

何がきっかけでノックスドール301を知りましたか(細川様)

日本初のホットメルト防錆システム

あるとき創新の営業さんからノックスドール301を使用したホットメルト防錆システムの紹介がありました。専用機材で瞬間的に塗料の温度を上昇、それにより粘度低下し塗料が扱い易くなります。また加温することで浸透性が向上し鉄板の隙間に防錆剤が入り易くなり防錆力が向上します。既にこの技術は欧州自動車メーカー生産ラインの防錆工程で採用されており、創新がアフターマーケット向けに改良し日本で唯一提供していることを知りました。

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きたかみ自販株式会社 盛岡店<br>工藤様
きたかみ自販株式会社 盛岡店
工藤様

実際に試して(工藤様)

マスキングの簡素化で作業時間が大幅減
マスキングの簡素化で作業時間が大幅減

作業時間の短縮が一番の興味

私は現場の責任者であり作業時間がどれだけ短縮できるかに一番の興味がありました。301の塗料自体はマーガリンのように高粘度で、こんなものが本当に塗布できるのか?半信半疑でしたが、その考えは直ぐに裏切られました。ホットメルトシステムで加温するとその塊が液体になり、ガンから塗布出来るほど柔軟なりました。試しに塗らせてもらいましたが、ガン先から出る塗料は滑らかで飛散やたれ落ち、塗りムラが少なく、一度に広範囲に塗れたのは衝撃的でした。またそれ以外にも、飛散が少なければマスキングも簡素化できて時間や副資材の節約になること、そもそも乾燥という概念がないので車両が直ぐに移動できることなど、これは凄い製品だと思いました。

採用の決め手(細川様)

欧州自動車メーカーレベルの防錆力

岩手県では年末から春先にかけて半年間は大量の凍結防止剤を散布しています。車検の際にリフトアップすると錆が発生している車をよく見かけます。買い替えサイクルが長期化し自動車の寿命が延びてきていることも原因かもしれません。今回このシステムを導入することで、軽自動車に欧州自動車メーカーレベルの防錆力を提供することができます。ノックスドール301は北東北3県では当社が初めて採用するものです。当社は岩手県初の登録済み軽未使用車専門店をオープンしてから、今日では県内最大級の軽未使用車専門店に成長しました。今後とも、きたかみ自販にしか出来ないお客様に喜んで頂けるような製品やサービスを追求していきます。

凍結防止剤の影響で錆びた軽自動車のフレーム
凍結防止剤の影響で錆びた軽自動車のフレーム

どのようなメリットがありましたか(工藤様)

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時間的にも精神的にも余裕が出来るように

1日に施工できる台数が増えたことが一番のメリットでした。今までは1日に出来る台数に限りがあったので繁忙期などは残業になってしまうことがありました。塗布作業時間が大幅に短縮でき、乾燥時間も不要になったので1日の施工台数が2台以上増えました。以前よりも時間的にも精神的にも余裕が出来るようになりました。他の作業に時間を充てることもできる様になり工場全体の生産性も上がったと感じています。また有機溶剤を含まないので作業場の臭気が気にならなくなりました。体への負担が少なくなるということは素直にうれしかったです。